年初に発生するExcelのトラブルあれこれ

2018.01.10基礎・入門書式関数その他

年が変わった時にExcelのシートの表示がおかしくなったり、きちんと計算しなかったりすることがあります。
原因は、入力の間違いによることやExcelの動作の原理に関わることまで様々です。
今回はその原因と対処法について解説します。

日付の入力値

Excelに日付を入力する場合、「1月5日」のように月と日だけを入力すれば日付として認識してくれます。
ここで注意したいのは、年初の1月5日の時点で「12月30日」の日付を入れると「今年の12月30日」となります。
おそらくこの場合は、「去年の12月30日」を想定して入力していると思いますがExcelはあくまで今年の日付として入力します。
昨年中に今年の1月の日付を月から入力しているセルもこのようなことがおきます。

対処法は、きちんと年から入力することでその入力した今年の日付になります。

もしも、すでに入力してしまった値が去年の日付か今年の日付が分からなくなった場合、[表示形式]で年を表示してみる方法もありますが、[条件付き書式]を使えば、誤った年で入力されているセルを見つけることができます。
範囲を選択して[ホームタブ]の[条件付き書式]の[セルの強調表示ルール]の[日付]をクリックして「今月」を選択して任意の書式を設定し[OK]ボタンをクリックします。

条件付き書式

条件付き書式で色が付く

そのセルに入力した日付が、今月の日付であればセルに色が付きます。

一度、[条件付き書式]で設定した範囲は、[条件付き書式のルールの管理]をクリックして該当するルールを削除します。

マイナス値

一年間の日数

計算する年がうるう年の場合、一年を365日で計算していると日数の差などで計算がおかしくなります。
該当する年の日数を求める計算式は次の通りです。
365日で固定して計算されている式をこの式に置き換えましょう。
=DATE(調べたい年,12,31)-DATE(調べたい年,1,1)+1

今年になってセルの値が連続した#に変わった

日付が入力されているセルに連続した#が表示されている場合その値はマイナス値になっている可能性が高いです。

マイナス値

 

セルの幅をどんなに広げても#しか表示しません。
日付の表示形式は、あくまで「1900年の1月1日」を「1」としてそれ以降でしか表示することができません。
計算のプロセスの中で「-1」を乗算してしまったことなどが原因で、マイナス値になっていると連続した#で表示されます。
一旦セルの[表示形式]を標準に変更してみて、値を確認し計算式を見直しましょう。

今年になってからセルに入力できなくなった

[入力規則]で入力できる年を制限されている可能性があります。
作成時には現時点までこのシートを使う想定ではなかった場合にこのようなことが起こり得ます。
[データタブ]の[データ]の[入力規則]をクリックして、[条件の設定]が[日付]の設定で去年までの設定になっていないか、またはユーザー設定で次のような計算式が入力されていないかをチェックし、もし設定されていれば設定値を変更するかクリアをします。
=YEAR(I11)=2017

入力規則
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