活用すると便利な範囲選択の応用テクニック

2017.09.27基礎・入門

Excelの範囲選択はとても簡単で、クリックすればそのセルを選択できますし、ドラッグすればドラッグした範囲を選択できます。
実務で考えると、それだけではなくて、知っていると便利な範囲選択の方法もありますので、基本を復習しながら、さらなる活用ができる範囲選択の方法を紹介します。
実践するファイルはこちらからダウンロードできます。

Excelの選択の基本

Excelでの選択の基本は次の通りです。

  • セルをクリックすればそのセルを1個選択
  • セルからセルをドラッグすればその範囲を選択
  • 列見出し、行見出しをクリックすればその列・行を丸ごと選択
  • 列見出し、行見出しをドラッグすればドラッグした複数の列・行を丸ごと選択
  • 全セル選択ボタンをクリックすると全セル選択

では次の操作でおさらいしてみましょう。
セルE5をクリックして、セルE5をアクティブセルにしましょう。

クリック

 

セルC3からE7までをドラッグして、C3からE7までの範囲を選択しましょう。

ドラッグ

 

D列の見出しをクリックしてD列を選択しましょう。

列見出し

 

1行目の行見出しから5行目の行見出しをドラッグして1から5行目を選択しましょう。

行見出しのドラッグ

 

全セルボタンをクリックして、1シート内のセルをすべて選択しましょう。

全セル選択

 

※全セル選択はCtrl+Aのショートカットキーでもできます。

Shiftキーを押しながらの操作

Shiftキーは主に連続した範囲の選択をする時に使います。
Shiftキーを押したままの操作でできる選択方法は次の通りです。

1個目のセルをクリックした後、Shiftキーを押したまま2個目のセルをクリックすると、1個目と2個目の範囲を選択できます。
これは大きな範囲を選択するのに便利です。
セルB2をクリックした後、Shiftキーを押したままセルE10をクリックして、B2からE10の範囲を選択してみましょう。

Shiftキーで選択

 

1個目の行・列見出しをクリックした後、Shiftキーを押したまま2個目の行・列見出しをクリックすると、1個目の行・列見出しから2個目の行・列見出しの範囲を選択できます。
B列の列見出しをクリックした後、Shiftキーを押したままF列の列見出しをクリックしてB列からF列まで選択してみましょう。

Shiftキーでの複数列の選択

Ctrlキーを押しながらの操作

Ctrlキーは主に離れた範囲を選択するのに使います。
Ctrlキーを押したままの操作でできる選択方法は次の通りです。

1個目のセルをクリックした後、Ctrlキーを押したまま2個目のセルをクリックすると、1個目と2個目を選択できます。
セルB2をクリックした後、Ctrlキーを押したままセルF5をクリックして、セルB2とセルF5を選択してみましょう。

Ctrlキーで離れた範囲を選択

 

ドラッグで1つめの範囲を選択後、Ctrlキーを押して2つめの範囲をドラッグすると、1つめと2つめの範囲を同時に選択することができます。
B2からB10をドラッグ後、Ctrlキーを押したままD2からE10をドラッグし、B2からB10の範囲とD2からE10の範囲を同時に選択してみましょう。

Ctrlキーを使って2つの範囲を選択

 

1個目の行・列見出しをクリックした後、Ctrlキーを押したまま2個目の行・列見出しをクリックすると、1個目の行・列見出しと2個目の行・列見出しを選択できます。
2行目の行見出しを選択後、Ctrlキーを押したまま7行目の行見出しを選択し、2行目と7行目を同時に選択してみましょう。

Ctrlキーを使った離れた行の選択

カーソルキーとShiftキー、Ctrlキーを組み合わせた操作

カーソルキーを使えば選択しているアクティブセルがその方向に移動します。
Shiftキーと組み合わせると連続した範囲が選択できます。
Ctrlキーとカーソルキー組み合わせると、離れた範囲の選択ではなく、データの入力がされている、されていないの変わり目までジャンプする動作になります。

Shiftキーを押したままカーソルキーを押していくと、その方向に選択している範囲が広がります。
セルB2をクリックした後、Shiftキーを押したまま右カーソルキーを1回、下カーソルキーを2回押して、B2からC4の範囲を選択してみましょう。

Shiftキーとカーソルキーを組み合わせて範囲選択

 

Ctrlキーを押したままカーソルキーを押していくと、カーソルキーの方向にデータの入力がされている、されていないの変わり目までアクティブセルが移動します。Ctrlキーとカーソルキーの組み合わせは実務ではとても多い選択方法です。
セルB2をクリックした後、Ctrlキーを押したまま下カーソルキーを1回押してみましょう。データのあるセルB1441までジャンプしました。

Ctrlキーとカーソルキー

 

今度はセルF2をクリックした後、Ctrlキーを押したまま下カーソルキーを1回押してみましょう。データの切れ目のセルF12までジャンプしました。

Ctrlキーとカーソルキーの組み合わせ2

 

再度Ctrlキーを押したまま下カーソルキーを1回押すと、次にデータが始まるセルF16が選ばれます。

Ctrlキーとカーソルキーの組み合わせ3

 

更にCtrlキーを押したまま下カーソルキーを1回押すと、次のデータの切れ目のセルF862が選ばれます。

Ctrlキーとカーソルキーの組み合わせ3

 

F列にはデータが途中にないセルもありました。G列にはF列が空白の場合に空白となるIF関数が1441行まで入力されています。
計算式の結果が空白の場合はどうなるでしょうか。セルG2をクリックした後、Ctrlキーを押したまま下カーソルキーを1回押してみましょう。

Ctrlキーとカーソルキーの組み合わせ4

 

セルG1441までジャンプしました。計算式の結果が空白でも計算式が入力されていれば、そこはデータの変わり目とは判断しないのです。

HOMEキーとCtrlキーの組み合わせ

HOMEキーを押すと、アクティブセルがあった行の先頭にアクティブセルが移動します。多くの場合A列に移動します。A列が非表示の場合はB列がアクティブセルになります。

セルD5をクリックした後、HOMEキーを押して、セルA5に移動してみましょう。

HOMEキー

 

Ctrlキーを押したままHOMEキーを押すと、そのシートの最初にセルに移動します。多くの場合セルA1に移動します。A列が非表示の場合はセルB1がアクティブセルになります。

セルD5をクリックした後、Ctrlキーを押したままHOMEキーを押して、セルA1に移動してみましょう。

CtrlキーとHOMEキー

ENDキーとCtrlキーの組み合わせ

ENDキーは、少し動作が特殊なキーです。

ENDキーを押した後、カーソルキーを押すことで、Ctrlキーとカーソルキーの組み合わせのように、アクティブセルから押したカーソルキーの方向にデータの入力がされている、されていないの変わり目までアクティブセルが移動します。
セルB13をクリックした後、ENDキーを押して、次に右カーソルキーを押し、セルE13に移動してみましょう。

ENDキー

 

Ctrlキーを押したままENDキーを押すと、データが入力されている最終セルにアクティブセルが移動します。
セルB2をクリックした後、Ctrlキーを押したままENDキーを押して、セルK1441に移動してみましょう。

Ctrlキー+ENDキー

 

この場合の最終セルはデータが入力されているとは限りません。今回はB2からG1441に表があり、参照する表がI2からK7にあります。この場合、Excelの行列としてはB列からK列まで、2行目から1441行目までを使っているので、最終セルはK1441になるのです。

実務的な範囲選択の手順

範囲選択やアクティブセルを移動するには、上記のような数多くのテクニックがありますが、次に紹介する2つの組み合わせたテクニックだけでも思えておくと作業効率がよくなります。
特に選択範囲が縦横に広い場合、この2つの例のように、マウスで選択するよりも、キーボードを使って選択した方が早いです。

データ入力範囲全体の選択方法

Ctrlキーを押したままHOMEキーを押した後、Shiftキー+Ctrlキーを押したままENDキーを押せば、シートのデータの入力された全体を選択できます。
実際に操作し、A1からK1441のデータが入力されている範囲を選択してみましょう。

データ範囲全体の選択

一覧表全体の選択方法

データに抜けのない一覧表であれば一覧表の左上を選択し、ShiftキーとCtrlキーを押したまま、カーソルキーの右、下と連続して押せば表全体を選択できます。
セルB2をクリックした後、ShiftキーとCtrlキーを押したまま、カーソルキーの右、下と連続して押して、B2からG1441の一覧表範囲を選択してみましょう。

一覧表全体の選択

ウィンドウの分割機能との組み合わせ

詳しくは、こちらの記事で紹介していますが、ウィンドウの分割機能を活用し、Shiftキーと組み合わせすることで、大きな一覧表範囲を楽に選択できます。

Excel業務をもっと「ラク」にするなら

Excel業務を自動化したい!
Excelをデータベース化したい!

 

Back to top