Excelのレイアウトを大幅にやりやすくするオブジェクト機能

2018.12.25基礎・入門ファイルグラフ

Excelのシートを作成しているとレイアウトに苦労することがしばしばあります。
Excelは表の枠組みが決まっているので、その枠組みから外れたようなレイアウトがどうしても苦手です。
そこでセルを結合するなどの方法を使う場合もありますが、参照元のセルがなくなってしまったり、コピーしたりする時に苦労したりします。
そんな時にWordやPowerPointで作成したものがそのままExcelのワークシート上に作成できれば便利です。今回はWordやExcelで作成したものをExcelに埋め込める「オブジェクト」の機能を紹介します。

オブジェクトとは

オブジェクトとは、Excelのシート上にWordやPowerPointで作成したものをそのままの形で埋め込む機能です。
オブジェクトは挿入タブのテキストの中からオブジェクトで入れることができます。
オブジェクトの種類は数多く用意されており、様々な形のものを挿入することができます。

Wordオブジェクトの挿入

シートに対して解説文章をテキストボックスで作成する場合もあるでしょう。
しかし、テキストボックスで作成した場合、文字の色や大きさは指定できるのですが、表を入れたり図を入れたりすることはできません。
Wordで作成したように自由自在に文章を入れられれば、綺麗なレイアウトにすることができます。
そこでExcelシートにWordの文章をそのまま配置する、Wordオブジェクトの挿入の方法を紹介します。
挿入先のセルをクリックして、挿入タブのテキストの中のオブジェクトをクリックします。

オブジェクトの挿入

するとオブジェクト一覧が表示されるので、この中からMicrosoft Word Documentを選択しOKボタンをクリックします。

オブジェクト

Wordの画面が立ち上がるので、ここでWordの内容を入力編集します。

ワード起動

入力最中にもExcelの画面の方にはどんどん入力した内容が反映されていきます。

入力

入力編集が終わったらWordの画面を閉じます。
Excelの画面の方にそのままWordで入力編集した画面が表示されています。
この方法で挿入した画面は、写真のように図として配置されています。枠線や塗りつぶしの設定ができます。拡大縮小やトリミング、影をつけたり、立体的に表示したりすることはできません。
外枠に線が表示されているので、必要なければ外枠を線なしに設定します。

Excel内のWordオブジェクト

既にあるオブジェクトの挿入

既に作成しているWordやPowerPointのファイルの内容を貼り付ける形でオブジェクトとしてシート状に貼り付けることができます。
方法は次の通りです。
元のファイルの貼り付けたい部分を選択しコピーします。
元のファイルがPowerPointの場合は、スライドを右クリックしてコピーすればスライド1枚をコピーできます。

PowerPointのスライドのコピー

貼り付け先のシートの貼り付け場所のセルをクリックし、ホームタブの貼り付けの下向き三角をクリックし、形式を選択して貼り付けをクリックします。

選択

元のファイルがPowerPointであればMicrosoft PowerPointスライドオブジェクトを選択します。

オブジェクトの選択

ここでポイントは、元のファイルの内容が変更になった時に、Excelに貼り付いたオブジェクトも同時に変更になって欲しい時はリンク貼り付けのチェックを入れます。
もしリンク貼り付けではなくただの貼り付けの方を選択した場合、元のファイルに関係なく独立で編集することができるようになります。ただしその場合は貼り付け先のExcelのファイル容量がとても大きくなるので注意しましょう。
リンク貼り付けの場合は、元のファイルが削除されてしまうと内容が破壊されることがありますのでこの場合も注意してください。
貼り付けまたはリンク貼り付けのチェックを入れてOKボタンをクリックします。
Excelのシート上に元のファイルの内容が貼り付きました。

Excelに貼り付いたPowerPointのオブジェクト

Excelのファイルの内容をExcelのシートにオブジェクトとして配置する

上記の方法だとできないのですが、元のExcelのファイルの内容を別のExcelのファイルにオブジェクトとして配置することもできます。
これは、セルを図として貼り付けするという機能で、貼り付け元のセル範囲をコピーしたら貼り付け先をクリックしてホームタブの貼り付けの下向き三角をクリックして、リンクされた図をクリックするという操作方法です。
この方法はこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてください。

Excelで作成したものをWordやPowerPointに貼り付ける

Excelは特にグラフを作成するのが他のアプリケーションに比べて得意です。グラフをExcelで作成してそれをWordで作成した文書に貼り付けるということもあるでしょう。
その時は次のような操作方法になります。
Excelでグラフを作成し、きれいに編集しコピーします。

グラフのコピー

貼り付け先のアプリケーションの貼り付け先をクリックします。
貼り付けの下向き三角をクリックして形式を選択して貼り付けをクリックします。
この中からMicrosoft Excelグラフオブジェクトをクリックし、貼り付けまたはリンク貼り付けをクリックしてOkボタンをクリックします。

Excelオブジェクト

貼り付け先に綺麗な形でExcelのグラフが貼り付きました。

PowerPoint内のExcelオブジェクト

まとめ

今回はExcelと他のアプリケーション間でデータをやり取りできるオブジェクトのお話をしました。
オブジェクトはずっとして貼り付くこと、貼り付けの種類は普通の貼り付けとリンク貼り付けの2種類があることがポイントでした。
レイアウトのしにくいワークシートを作る時には便利な機能ですのでぜひ活用してください。

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