パートナー企業紹介株式会社アバント

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北海道 / 東北 / 関東 / 中部 / 近畿 / 中国 / 四国 / 九州 - 得意業種
全業種の経営管理 - 得意システム
グループ経営管理システム / CPM / 連結会計システム - 本社所在地
東京都港区 - Webサイト
https://www.avantcorp.com/

企業概要
株式会社アバント(以下アバント)は、経営管理に特化したシステム開発とコンサルティングサービスを提供しているSI企業です。上場企業を中心に1,200社を超える顧客を支援しています。グループ経営管理や連結会計、事業管理の3つの領域を軸とし、最適な情報プラットフォームを提供し経営管理領域において顧客から信頼されています。
パートナーとなった背景とForguncyを選んだ理由
もともと扱っているCPM(企業業績管理)製品は、多次元データベースや計算機能などがリッチな製品が多かったのですが、予算管理のシステム化におけるお客様のご要望の多くは、分析やシミュレーションといった高度な領域に至る以前に、まず各現場部門からのデータの収集や集計をより効率化したいというものでした。また、CPMツールは高価になる場合もあるため、実務に沿ったシンプルな経営管理システムをローコストで顧客に提案できるソリューションとしてForguncyを検討しました。
Forguncyは、ExcelライクなUIや柔軟なスプレッドシート形式の表を実装できる点で、他のWebアプリ開発ツールと比べても管理会計と高い親和性を持っています。さらに、顧客のやりたいことにフィットしたWebアプリケーションを柔軟に開発できるForguncyは管理会計にとどまらず多様な業務領域のニーズにも応えることができると考えました。

グループ長 土田 翼氏
貴社が提供するサービスの専門分野と業界、また強みについて
アバントが取り扱う経営管理のテーマは、大きく“グループ経営管理”、“連結会計”、“事業管理”の領域です。その3つの領域で、業務のコンサルティングとシステム構築のインテグレーションのサービスを提供しています。会計や経営管理のシステムを構築する場合には、通常、システム管理を統括するIT部門と、経理や経営企画などの業務部門の双方で調整しながら要件をまとめていきますが、それぞれの専門領域が異なるため同じ企業内であっても意見やコミュニケーションの乖離が生じやすいという課題があります。アバントでは、これまでに培った経営管理ノウハウを活かし、部門間の調整を図りながら最適な提案とシステム構築を実現します。
さらに、Forguncyを活用した予実管理テンプレートサービス「Budgeting Saver」は、アバントがこれまでに数多くの予算管理プロジェクトを手掛けてきたノウハウが凝縮したソリューションで、必要な項目をマスタに登録するだけで、予算管理だけでなく見通し管理やバージョン管理を活用した将来の予実シミュレーションを行えます。Forguncyの手軽さによりニーズに応じた追加機能の実装も可能なため、より柔軟な予算管理の仕組みを構築できます。
※ Budgeting Saverの詳細:
https://www.avantcorp.com/service/bd-saver/

Forguncyとの連携によって提供できる顧客への価値
アバントはITと業務の橋渡しをしながら、業務部門が求める経営管理の最適な形を実現するための支援が可能です。ノーコードでWebアプリ開発が可能なForguncyを最大限に活用するトレーニングプログラムにより、プログラミング経験のない経理部門や経営企画のメンバーでも、短期間で自社にフィットしたシステムを作成できるようになり、IT部門の負担も軽減できます。これにより、業務部門の要件を迅速かつ柔軟にシステム化し、企業全体のDXを推進できます。

グループ長 日置 喬光氏
アバントのForguncy導入支援の特長
- IT部門と業務部門の意見調整や要件定義をサポート
- 要件を実現するためのForguncyの使い方マニュアルを作成
- 業務部門側の担当者に要件に沿ったアプリを実際に開発してもらい、レビューと改善を繰り返す
- 開発後の技術サポートや相談も可能(年間契約が必要)
- 「Budgeting Saver」を利用すればスピーディな予算管理システムの構築も可能
貴社が関わったForguncy導入プロジェクトの成功事例
大手不動産企業における、年度予算管理および見通し管理業務のシステム構築を支援しました。各事業部から年度の予算をExcelファイルで提出してもらい集計して全体管理していましたが、ファイルの収集時にデータの不備があったり、集計の際のロジックが複雑だったりしたため、全体の予算をまとめるのに時間がかかるうえ、見通し管理が行われていなかったことで、昨年対比が難しいなど関係者の調整負担が課題でした。これをシステム化するにあたり、顧客は長期的に自社で運用・管理できる仕組みを求めていました。
Forguncyによるシステム導入の効果
- 予算の変更をバージョン管理し、前年との差異分析機能を実装したことで年度予算の精度が向上しシミュレーションにも活用できるようになった
- 各事業部がシステムに直接予算を入力できるようになったためExcel管理を廃止。データ収集と集計の迅速化により管理コストが削減。担当者はより高度な分析業務に注力できる環境が整った
- システムを内製する仕組みが確立したことで、外部ベンダーに依存せずに運用する体制が実現
成果につながった理由
本プロジェクトでは、要件定義段階から課題整理と設計支援を行い、トレーニングと伴走支援を通じて顧客の内製化を実現しました。ForguncyのExcelライクなUIと柔軟な開発環境が、業務部門による自走と改善を後押し。運用担当者のスキル定着や、疑問点の迅速な解消を可能にし、導入後も持続的に活用される仕組みが構築されました。その結果、業務の標準化と効率化、高度な分析業務へのシフト、そして長期的な自社運用が実現し、プロジェクト成功の大きな要因となりました。
お客様の評価
ForguncyはExcelライクな操作性から、Excelの管理業務からシステム移行を行いやすく、従来は、Excelで収集、集計していた業務が半日かかっていたところ、数十分の作業に短縮できたなど、効率化の効果を強く感じていると伺っています。
Forguncyへの評価と信頼性
Forguncyは、他のCPMツールでは難しい行列の自由な配置設計が可能です。たとえば、横長の月別予算表や部門別×勘定科目別の配列表など、現場で使い慣れたExcel帳票をそのままの感覚でWeb化できるので、既存業務の構成をそのまま再現したいお客様にとって、違和感のないリプレイスができるツールだと思います。
また、管理会計上の計算処理が特定のツール固有のものではなく、汎用的なITスキルで実装できる点も大きな利点です。これにより、ユーザー自身で計算処理を構築したり、ファイルからForguncyへのデータ変換処理を柔軟に実装したりできるため、運用のしやすさと継続的な活用のしやすさにつながっています。
手軽に処理を実装できるだけでなく、必要に応じたカスタマイズや拡張も柔軟に対応できる点が、Forguncyを高く評価している理由の一つです。
Forguncyの開発実績例
- 予算管理システム(商社、物流業2社、不動産業)
- 出荷情報品質管理システム(製造業)
- 在庫管理システム(商社)
- 人員管理システム(エンターテインメント業)